1Uサーバーを語ろう!

1Uサーバーとは何か?どんな性能なのか?についてお話しています。

我が家の事情

Published by 1U on 8月 19, 2010

おはようございます。
毎日暑いですね。
先日のお盆休みは肝心の墓参りのときに雨が降ってしまいましたが・・・
いえ、15日は綺麗に晴れてたんですよ。
ですが、兄が15日はあいにく仕事が入っているため、前日になりますが唯一休みの14日に墓参りだけでもしてしまおうということになってしまったのです。

全国的にはお盆で休み、しかも日曜日の15日にどんな仕事が入っていたのかというと・・・サーバーのメンテナンスだそうで。
そう、私の兄はサーバー運営に携わる仕事に就いているのですよ。
私がこうして1Uサーバーに興味を持つようになったのも、兄の影響があるでしょう。
そもそも、兄はサーバー関係の仕事ですし、弟はウェブデザイナー志望で勉強中、そして私もこのようにIT関係の仕事に就いています。
親戚からは“パソコン兄弟”と呼ばれる私たちですから、私が1Uサーバーに興味を抱くのも必然的な流れだったのかもしれません。

私がここで1Uサーバーについて語っている内容は、実を言うとそのほとんどが兄からの受け売りです。
ですが、兄の会社に置いてあるサーバーは1Uサーバー(ラックマウント型)ではないそう。
というのも、サーバー運営業務ともなると、1Uサーバー~4Uサーバーくらいでは小さくて場所もとってしまうため。
なので、たしかタワー型のサーバーだったような・・・

そうそう、サーバーのメンテナンスがどうして休日になるはずの日に行われたかというと、お客さんが休みのうちにメンテナンスしなければならないそうで。
しかも、サーバーメンテナンスが予定に入っていると、その前後の日も準備だとか後処理だとかで仕事が山積みなのだそうですよ。
そのため、兄にはお盆休みなんてものは与えられなかったのです・・・

選ぶポイント~メモリ(2)

Published by 1U on 7月 6, 2010

高性能なメモリを有した1Uサーバーでも可能というなら、容量の大きさだけでなくスペアメモリのサポートの点も選ぶポイントとして抑えておきたいものですね。
どんなに高性能であっても、メモリエラーが起こる可能性は避けられないものです。
メモリエラーが起こればメモリを交換しなくてはなりません。
メモリを交換するにはシャットダウンしなくてはなりません。
しかし、メモリエラーはいつ何時起こるか判らないもので、それがもしシステム稼働中だと・・・それを中断してシャットダウンし、交換することになってしまいますよね。
スペアメモリのサポートとは、そんな場合でもシャットダウンを不必要としているサポートのことです。

サポート方法には大きく分けると二方法があります。
ひとつは主に使用するメモリとは別にもうひとつメモリを準備しておいて、主なメモリからもう片方へのメモリへと常に内容を書き写しておくミラーリングという方法。
もし主なメモリにエラーが起こっても、その際にはもう片方のメモリが代わって役目を果たします。
その間にエラーが起こったメモリを交換すれば良いのですから、このとおりシャットダウンを避けられます。

もうひとつの方法は、あらかじめスペアのメモリを指しておく方法。
ミラーリングの場合は常に内容を写しておくのですが、こちらの場合はメモリエラー発生時に内容がスペアにコピーされます。
ミラーリングと大きく異なるのは、こちらはシャットダウンが必要となる点ですが、内容はコピーされていますし、そういった準備なく不意にシャットダウンされてしまうということはありません。

選ぶポイント~メモリ(1)

Published by 1U on 6月 4, 2010

ほんの数日まで朝は寒くてエアコンを着けようかとさえ思っていたというのに、ここ4日間ほどは半袖でも良いくらいの暑さに・・・
日本は四季がある国として名高いですけど、ちょうど良い気温の時期が無いのは苦しいですね。

さて、今回は1Uサーバーを選ぶ際のポイントとして、メモリについて着眼点を当ててみたいと思います。
1Uサーバーにもいろいろな製品があるように、当然その中のメモリにもいろいろとあるのですが、高性能なものになると「FB-DIMM」というものが採用されています。
ただ、IT業界においても低価格化の傾向にある昨今ですから、ものによっては規格が違ってくるのでその点に注意が必要です。

理想のメモリといえば、言うに違わずとにかく容量が大きいことに他ならないのではないでしょうか。
これにもまた容量、価格ともにピンキリありますが、ここ最近の真新しい1U製品ともなると、最大で10GB近くのものもあれば、なんと60GBを超えるものもあります。
IT業界が日々進歩しているのと同様で、1Uのメモリも急激に進化しているのですね。
メモリはとにかく容量が大きければ良い・・・とは言っても、ここにも注意が必要です。
というのも、あまり大きなものだと肝心のOSが対応していない場合もあるのです。
さすがに60GB以上のものでは無理かもしれないけど、10GB程度なら・・・と思ったら大間違い。
たったの4GB、それさえ超えると、対応していないOSというのも珍しくないのです。
もちろん、全てではありませんが・・・

放熱に関して

Published by 1U on 5月 12, 2010

こんにちわ。5月ですね。
ゴールデンウィークには4月中の異常な寒さを忘れるほどの陽気となりなしたが、どうやらその好天気は連休中だけだったようで、今では再び肌寒くなってしまいました。
でも、例年並みといえば例年並みだから、まだ良い方なのかな。

さて、これまでは何回か続けて、選ぶポイントとしてCPUとHDDについて語ってきました。
このまま順調にいくなら今回はメモリ、そして次回は管理システムについて・・・といきたいところですが、たまには息抜きとして別のことに触れてみましょう。
何ヶ月か前に1Uサーバーを利用する場合の音に関する問題点などについて述べましたので、今回はもうひとつの問題点である放熱に関して述べてみようと思います。

実は、1Uサーバーにとって放熱の問題は音以上に重大な問題です。
1U、2U、3U・・・といったユニット型のものは、複数台利用する場合専用のラックに積んでいきますね。
そのため1Uサーバーは「ラックマウント型」とも呼ばれているのですが、このラックを利用した場合、どうしても放熱状態が悪くなってしまうという難点があるのです。
それもそのはず。
ピザボックスのような薄型の精密機械を何台も重ねて積み上げていくのですから(もちろんそれぞれの間には隙間ができるようになってはいますが)熱の逃げ場がほとんどなくなってしまうのは想像に難くありませんね。

1Uサーバーを含めたコンピューターの周辺機器はどれも放熱が命の精密機械ですから、これが塞がれてしまうのは大問題です。
放熱がうまく機能しなければ性能は落ちますし、やがては壊れてしまいかねません。
そのため、企業のサーバールームなんかでは年中室温を一定に保つよう工夫が成されています。
自宅で利用する場合も、夏場は特にエアコンを常に効かせるなど、相応の努力が必要になるでしょうね。

選ぶポイント~CPU(2)

Published by 1U on 4月 7, 2010

えー・・・、記事タイトルの不自然さにお気づきでしょうか。
1Uサーバー選びのポイント、CPUについて、第2回目です。
第1回目は前々回。前回はCPUではなくHDDでした。
そうです、もともとCPUについて二度に分けて説明するつもりだったのに、2回目を忘れてHDDの説明を先にしちゃったのです!(≧▽≦)
な、なんたる不覚・・・!orz
(しっかり記事タイトルに番号ふってるのに何故だ)

そんなわけで、飛ばしてしまったCPUについての説明の続きをさせていただきます。
えーっと、前々回は「1Uサーバーに使われているCPUは、我々お馴染みのパソコンにも採用されているんですよ」ってところまで説明しましたね。
今回はその続きです。

現在主流となっているCore2QuadやCore2DuoといったCPUは、いわゆるマルチコアCPUと呼ばれるものです。
このマルチコアCPUは実はマルチプロセッサと似た役割をしているので、こういった製品には最大CPU個数と最大コア数について表記されています。
コア数っていうのは搭載しているCPUの数です。
コア数が多いハイエンド製品なら、科学技術に関連した計算や高速演算処理に強いので、そういった業務や大規模なアプリケーション向けの製品と考えられるでしょう。
それほど大規模な業務でなければ、1~2プロセッサのものでも充分です。
1~2の間でさえ悩んでしまうようなら・・・そのときこそ稼働予定のアプリケーションがどちらに対応しているのか調べておけば確実です。

選ぶポイント~HDD

Published by 1U on 3月 9, 2010

今回は4つのポイントのうちHDDについてです。
4つのポイントはそれぞれに重要な点がありますが、HDDはその中でも特に重要なポイントです。
というのも、1Uやラックマウント型に限らず、PCサーバーであればコストに関してHDDが占める割合が特に大きいのです。
もちろん、SATA HDDといった安価なものもあり、ミラーリング程度でしたらそれでも充分でしょう。
しかし、対障害性アップを目的としてSAS HDDをRAID構成にしようとすると、コストが激変します。
下がるのではありません。もちろん、上がるのです。

対障害性はHDDの大切なポイントです。
しかし、コストの違いを考えると、おそらくSATAに慣れているユーザーにとっては覚悟のいる投資となるかもしれませんね。
HDDにどれだけの対障害性が必要となるか・・・それだけお金をかける必要があるのかどうか、その判断が肝心となってきます。
対障害性、それにかかるコスト、またロードバランサも忘れずに考慮に含めなくてはなりません。

アドバイスとしましては、将来に備えるという方法もアリかと思います。
SASインターフェースなら、SATA HDDでも使用可能というSATAでの互換性があります。
最初のうちにSAS対応の製品を選んでおけば、しばらくの間はSATA HDDで使用していることができますからね。

もしホットスワップ可能の製品を選んでおいてHDDをRAID構成にするなら、障害発生時の知らせやHDDの交換方法、それにリビルドにかかる時間などを調べておかなくてはなりません。

選ぶポイント~CPU(1)

Published by 1U on 2月 5, 2010

皆さんこんにちは。
前回の宣言通り、これからしばらく1Uサーバー選びのポイントについてお話ししていきたいと思います。
1Uサーバーを選ぶポイントにはいくつかありますが、まずはCPUについて。

ここ最近、1Uサーバーに使用されている主なCPUは、マルチコアCPUに類される「Core2Duo」や「Core2Quad」などです。
以前までは「PentiumD」や「Pentium4」という名のCPUが使用されていましたが、これらは発熱・電力の点において少々の問題点がありました。
これを解決するためにマルチコアCPUに代わってからというもの、パフォーマンス性が有る1Uサーバーとなり、同時に低価格で顧客に1Uサーバーを提供できるまでになっています。

「Core2Duo」及び「Core2Quad」らのマルチコアCPUですが、実はこちら、1Uサーバーに特化したCPUではありません。
デスクトップ型やノート型に限らず、皆さんお馴染みのパソコンにも多く搭載されているCPUなんですよ。

パソコンは家庭で当たり前のように利用されている、現代生活の必需品です。
1Uサーバーもこのように家庭向きに変化してきているので、いずれ1Uサーバーでさえも当たり前のように個人で利用されるようになるのかもしれません。
サーバーといえば、一昔前まではデーターセンターにおいて設置されているもので、ユーザーはそこからコロケーションサービスを受けていたものですが、時代は刻々と変化しているんだなぁとつくづく思います。
とはいえ、今はまだ個人にとってサーバーはハウジングを利用した方が良いと勧められる時代ではありますけれど。

選ぶポイント

Published by 1U on 1月 12, 2010

何度もご説明しているとは思いますが、1Uサーバーの「1U」とは厚みのことです。
「U」とは「ユニット」の意味で、ユニット一つ分の厚みのものが「1U」。
二つ分だと「2U」、三つ分だと「3U」と、それぞれ名前が付くわけですね。
それらユニット単位で呼ばれるサーバーを総称して「ラックマウント型」と呼ばれるのだということも・・・既に説明済みです。

現在、1U~4Uといったラックマウント型は、それぞれ使い分けがされているようですね。
一般的には、2U~4Uといったある程度厚みのあるものはデータベースサーバーとして。
1Uという薄型はWebやメールサーバーとして利用されているようです。
しかし、最近は1Uといった薄型でも2.5インチHDDによりRAIDを組むのが可能となってきています。
そのため、4Uでの機能を最近では2Uに、さらには1Uにと移行していく傾向があるようです。
今後1Uサーバーの需要はどんどん高まって行くと考えられるでしょう。

さて、その1Uサーバー(あるいはラックマウント型)ですが、数ある種のサーバーの中でも、最近特に注目されているものでもあります。
1Uサーバーを基幹システムに利用する一般企業が増加しているという傾向があるのですね。
その理由はやはり拡張の容易さや低価格であるということが挙げられるでしょう。

しかし、注目はされていても、1Uサーバーは何も利点ばかりではありません。
選び方を誤れば、容易であるはずの拡張性を損なうということにもなりかねないのです。
1Uサーバーを取り扱っているメーカーはたくさんありますけれど、機能はもちろん使い勝手にもそれぞれ違いがありますから、選ぶならそれらの点も見逃さないでチェックしたいものですね。

というわけで、今回からしばらくは1Uサーバーを選ぶにあたってチェックしておきたいポイントについてお話ししたいと思います。
1Uサーバーを選ぶ際の基本のポイントは全部で4つ。
CPU、HDD、メモリ、そして管理システムです。
これらのポイントについて、次回から詳しくご説明していきましょう。

拡張性

Published by 1U on 12月 21, 2009

1Uサーバーには様々なメーカーがありますが、拡張性は必ずしも一定ではなく、メーカーによって違いがあります。
1Uサーバーのケースは約44.4mmという、なんとも驚きを隠せないほどの薄型。
扱うには省スペースでとっても都合が良いのですが、その薄さがハードウェアの拡張性を制限する要因となってしまっているのです。

例えば、拡張スロットの数ですが、どんなに多くても2本。
これはサーバーとしては少ないのですね。
また、装着できる拡張カードは、ロープロファイルやハーフサイズといった小さなものに限られる場合もあります。

もちろん、全てのメーカーの1Uサーバーがこれに該当しているというわけではありません。
それほど、製品によって違いがあるということです。

もっと細かい点にも注目してみましょう。
例えば、PCIのバス幅やクロック周波数ですが、大抵の1Uサーバーなら装備しているPCIスロットは64bitsバス・33MHzのものが複数です。
しかし、1Uサーバーによってはバスが32bitsだったり、64bitsでも66MHzという高速バスだったりという違いもあります。

1Uサーバーをデータベースサーバーやファイルサーバーとして使用する場合、それらに必要なストレージは大容量となるので外付けにする他ないでしょう。
となると、もちろんSCSI等の拡張カードは必要となります。
1Uサーバーを使用するにあたって、その用途と拡張性の関係にも注意が必要となるのです。

使いどころ

Published by 1U on 12月 9, 2009

こうして1Uサーバーについて説明しながらお勧めしているわけですが・・・
大学やサーバーを専門的に扱っている企業ならタワー型やブレード型、専門的ではないけれどサーバーが必要な企業やもしくは家庭に導入するなら1U(ラックマウント型)がお勧めだと思っています。
どんな機関においても1Uサーバーがいい!と勧めているわけではありません。

というのも、その理由はやはり筺体の形状や増量の仕方にもよるからです。
タワー型とは冷蔵庫ほどの大きさのものがまるまる1台のサーバーとなっている形状。
ブレード型とはCD・DVDラック、あるいは本棚を連想させる形状のもので、それらに例えると一冊一冊の本が「ブレード」と呼ばれるサーバーです。
縦横隙間なくサーバーを敷き詰めていけるという特徴があるのがブレード型で、省スペースかつ高効率でもあるので、私がおすすめするまでもなく巨大企業においては人気が高いと聞いています。

つまり、もとから大量のサーバーが必要になると分かっている場合や専用の部屋(サーバールーム)がある場合は、タワー型やブレード型のものが適していると考えられるのです。
対して、必要といっても少量に限る場合や、ひとつずつ増やしていきたい場合に適しているのが1Uサーバーとなります。

これまでもお話してきたとおり、1Uサーバーには専用の19インチラックがあります。
増やしていくなら、19インチラックに1U、あるいは2U、3Uサーバーをひとつずつ収納していけば良いのですし、1つや2つ程度でしたら必ずしも19インチラックが必要というわけでもありません。
私が一般企業や家庭に1Uサーバーをお勧めしているのは、以上の理由にあるのです。